どうも、ぐうたらするめです🍺
パスワードを忘れました。
普通なら再設定して終わりです。
ところが、なぜか歌になりました。
しかもMVまで作りました。
最終的には国際AIクリエイターアワードに応募しました。
どうしてこうなった。
今回は、オリジナル曲
「パスワード忘れた ~あなたは誰だったかしら~」
の制作日記です。
難しい技術の話はなるべく抜きにして、
「パスワードを忘れただけの話が、どうして4分以上のMVになったのか」
を書いていきます。
完成MV「パスワード忘れた ~あなたは誰だったかしら~」をYouTubeで見る
パスワードを忘れた。そこからすべてが始まった
パスワードを忘れる。
誰にでもあることです。
大文字だったか。
小文字だったか。
数字を入れたか。
最後に「!」を付けたか。
何回か間違えるうちに、
「あなた、こんな人だったかしら……」
みたいな気持ちになってきます。
もちろん相手は人間ではありません。
ログイン画面です。
でも、これを妙に壮大な失恋ソングみたいにしたら面白いのでは?
というところから始まりました。
パスワードを忘れてログインできないだけなのに、
「あなたを忘れてしまった私が悪いの?」
みたいな雰囲気で歌い上げる。
内容はしょうもない。
曲だけは妙に壮大。
この温度差が今回やりたかったところです。
曲ができた。じゃあMVも作るか
曲ができると、今度は映像も欲しくなります。
ここまではよかった。
AIで映像や静止画を作って、曲に合わせて並べればMVになる。
書くと簡単です。
実際にやると全然終わりません。
曲の雰囲気に合わせて映像を作る。
並べてみる。
なんか違う。
別の映像を作る。
また並べる。
少し良くなる。
今度は別のところが気になる。
こうして、
「ちょっとMVを作ってみよう」
くらいだった話が、だんだん普通の映像編集になっていきました。
AIは綺麗な映像を作る。でも文字は時々あやしい
生成AIで作った映像そのものは、かなり綺麗です。
人物も背景も光も、それっぽい。
ところが画面の中に文字が入ると、
急に不穏になります。
読めそう。
でも読めない。
日本語っぽい。
でも日本語ではない。
背景は映画みたいなのに、
文字だけ異世界から来ている。
今回は最終的に、映像そのものは活かしつつ、気になる文字部分を編集で差し替えました。
タイトルコールなども後から入れ直しています。
AIに全部任せて完成!
……とは、なかなかいきません。
最後の数%は人間が
「いや、そこはそうじゃない」
と言いながら直していくことになります。
静止画もちょっとくらい動いてほしい
MVには静止画も使っています。
ただ、完全に止まった画像をそのまま見せ続けると、少し寂しい。
そこで、
「ほんの少し揺れながら、ゆっくりズームしてくれればいい感じになるのでは?」
と思いました。
DaVinci Resolveで調べながらやってみる。
自動でいい感じに揺らす方法も試そうとしました。
……が。
どうも使いたい機能が有料版っぽい。
ここでMVのために編集ソフトまで課金し始めると、だんだん話がおかしくなってきます。
なので無料版でできる範囲に変更。
少しずつズームしたり、位置を動かしたりして、
完全な静止画に見えない程度の動きを付けました。
できないなら、できる範囲でそれっぽくする。
今回はそれで十分です。
そして始まる「もうちょっとだけ直そう」
一度完成すると、不思議なことが起こります。
完成したはずなのに、
気になるところが見えてくる。
「もう少し画質を良くしよう」
「この文字は直そう」
「ここにタイトルを入れよう」
「文字の縁は黒い方が読みやすいな」
「ここの静止画も少し動かそう」
一個直す。
すると隣が気になる。
隣を直す。
するとまた別のところが気になる。
終わらない。
今回は映像を高画質化して、映像内の気になっていた文字も差し替えました。
細かいところまで見れば、まだ直せる場所はいくらでもあります。
でも、この手の作業は本当にキリがありません。
なので最終的には、
「もうこんなもんでいいだろう」
で完成ということにしました。
作品を完成させるために一番必要なのは、最後には諦める能力なのかもしれません。
たまたまAI作品のアワードを見つけた
そんなことをしていた頃、
たまたま
「第1回 国際AIクリエイターアワード(AICU Award)」
という生成AI作品のアワードを見かけました。
音楽やMVも応募できる。
そして、その時点で見えていた応募作品は50作品程度でした。
そこで思いました。
「これくらいなら、作品を見てもらえる可能性があるのでは?」
受賞できるかどうか以前に、
せっかく作った作品をYouTubeに置いて終わるより、どこかに出した方が面白い。
ということで応募してみました。
かなり軽い気持ちです。
50作品くらいだったはずなんですが
応募したあとも、ときどきアワードを見ていました。
すると、
増える。
また増える。
さらに増える。
最初に見たときは50作品程度だったはずなのに、
私が確認した時点では300作品近くまで増えていました。
話が違う。
いや、誰も50作品で締め切るとは言っていません。
勝手に
「これなら見てもらいやすいのでは?」
と思っただけです。
普通にたくさん集まりました。
せっかくなので他の応募作品も見てみた
応募したので、公開されている他の作品もさらっと見てみました。
アイドル系。
バンド系。
ロック系。
恋愛ソング。
綺麗な歌。
歌姫系。
映像も綺麗です。
格好いい。
エモい。
ちゃんとMVっぽい。
みんな、ちゃんとしている。
そしてこちら。
「パスワード忘れた」
みんな愛とか夢とか青春とかを歌っている。
こちらは、
ログインできません。
だいぶ違うところに来てしまいました。
ただ、王道の綺麗さや格好よさで真正面から競う作品ではないので、
これはこれでいいのかもしれません。
少なくとも、
「あのパスワードの曲」
くらいには覚えてもらえる可能性があります。
パスワードそのものは忘れましたが。
AIで「しょうもない思いつき」を本気で作れる
今回作っていて一番面白かったのは、
AIの映像がどれだけ綺麗になったとか、
どのツールが高性能だったとか、
そういうところではありませんでした。
「パスワードを忘れた」というしょうもない出来事を、本気で一曲とMVにできたこと。
以前なら、
曲を作る。
歌ってもらう。
映像を用意する。
編集する。
というところまで考えた時点で、
「まあ、いいか」
で終わっていたと思います。
今は、思いつきをそのまま形に持っていける。
もちろん全部一発で完成するわけではなく、
変な文字を直したり、
映像を作り直したり、
画質を上げたり、
編集したり、
最後は普通に地味な作業もあります。
それでも、
「こんなの誰が作るんだ」
というものを、
「じゃあ自分で作るか」
で完成まで持っていけるようになったのは面白いところです。
完成しました
ということで、
「パスワード忘れた ~あなたは誰だったかしら~」
完成です。
パスワードを忘れただけなのに、
曲を作って、
MVを作って、
映像を直して、
タイトルを入れて、
高画質化して、
最終的には国際AIクリエイターアワードにまで応募しました。
ここまでやる必要があったのか。
たぶんなかったです。
でも完成したのでヨシ。
そして次は、
パスワードマネージャーを使った方がいいのかもしれません。
完成MVはこちら。パスワードの行方より、曲の行方が気になった方へ。
まぁええか、乾杯!🍺
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次の実験と、お酒のおともに使わせてもらいます。🍺

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