一攫千金したくて応募しかけたけど、規約見てやめた話

ぐうたら研究報告

こんにちは。
将来BIGになって丸儲けしたい、ぐうたらするめです。

皆さん、一攫千金したくないですか?
私はしたいです。
めちゃくちゃしたいです。
できれば、びっくりするくらいしたいです。

ある日、私は夢のありそうな企画を見つけました。
賞金。
チャンス。
企業。
未来。
成功。
うまそうな単語が並んでいる。

こういうのを見ると人は思います。

これ、ワンチャン人生変わるのでは?

もちろん私も思いました。
かなり思いました。
心はもう八割、受賞後のインタビューを受けていました。

「今回の受賞についてどう思いますか?」
「いや〜、金ですね」

くらいのところまで見えていた。

でも、ここで一応、えらいので規約を見たんですよ。
えらい。
金のことになると急に真面目になる。
これが人間です。

で、読んでたら思ったんです。

あれ? これ、儲け持ってかれるのか……?

いや、持ってかれるって言い方が正確かは知らん。
でも、なんかこう、全部こっちの好きにできる感じではない。
当たり前です。
向こうも商売だから。
でも、こっちはこっちで思うわけです。

えっ、せっかく当たっても丸儲けじゃないの?
じゃあちょっと話変わってこない?

ここで私の中の強欲が目を覚ました。

私は別に、崇高な理念で動いているわけではありません。
表現の可能性をどうこうとか、文化の未来がどうこうとか、そういうことを言い出すと急に嘘っぽい。

違うんですよ。
もっと低い。
もっとぬめっとしている。

金がほしい。
しかも、なるべく自分にたくさん入ってきてほしい。

これです。

一攫千金したい。
でも、誰かの企画の中で「いい感じに育ててもらう」のは、なんか違う。
だって私がほしいのは、育成じゃない。
丸儲けです。

夢はでっかく丸儲け。
これですよ。

将来BIGになった時に、
「あの時の権利関係がね……」
みたいな顔をしたくないんですよね。

だって嫌じゃないですか。
せっかくデカくなったのに、あとから

「でもこれはあの時のあれで……」
「ここはこうで……」
「全部自由ではなくて……」

みたいになるの。

こっちは気持ちよく言いたいんですよ。

私が考えました!
私が育てました!
私が儲けました!

すばらしい。
語感がいい。
人としてどうかは知らない。
でも夢としては満点です。

しかも、昔からあるじゃないですか。
当たったけど、あれこれあって、
「思ったより本人に残ってなくない?」
みたいな話。
そういうのをぼんやり知っていると、余計に思うんですよ。

やっぱ全部自分で儲けたいよな……。

最低ですね。
でも本音です。

ここで大事なのは、別に私は
「企業は悪!」
とか
「商業は敵!」
とか言いたいわけではないことです。

そうではない。
単に私は、人より欲が汚いだけです。

向こうは向こうで、ちゃんと考えてる。
投資もする。
展開も考える。
売り方も考える。
立派です。

でも、こっちはこっちで思う。

いや、一攫千金するなら自分で全部吸いたいな……。

もうダメです。
会話になっていない。
思想の話ではなく、金の取り分の話になっている。

でも、そういうものですよね。
一攫千金って。

夢とか未来とか言いながら、最終的には
誰の財布にどれだけ入るか
の話なんですよ。
そこを綺麗に言い換えても仕方がない。

なので私は、応募しかけたけどやめました。

理由は立派ではありません。
戦略でもありません。
哲学でもありません。

丸儲けしたいからです。

これに尽きる。

せっかく夢を見るなら、でっかく見たい。
せっかく当たるなら、できるだけ自分のままで当たりたい。
せっかくBIGになるなら、なるべく気持ちよく儲けたい。

夢は丸儲け。
この一言に、だいたい全部詰まっています。

たぶん私はこれからも、夢のありそうな企画を見るたびに一瞬揺れると思います。
「おっ、一攫千金の匂い」
ってなると思います。

で、数分後には規約を見て、

「うーん……」
「いや、やっぱり丸儲けしたいな……」

って戻ってくる。

成長がない。
でも欲望はある。

まあ、それでいいです。
人間、欲望があるうちはまだ元気です。
少なくとも私は、丸儲けしたいと思っているうちは、たぶん創作をやめません。

というわけで、
一攫千金したくて応募しかけたけど、規約を見てやめました。

理由は簡単です。

夢は丸儲けだからです。

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