LINEスタンプで一攫千金を狙った結果、収益74円を達成しました

ぐうたら研究報告

いつも心に一攫千金。
こんにちは。金の亡者こと、ぐうたらするめです。

皆さん、お金、欲しくないですか?
晩酌のおつまみ、ちょっと豪華にしたくないですか?
毎日、油揚げだけを見つめながら 「これはこれでうまいけど、人生このままでいいのか」 と虚無になる夜、ありませんか?

私はあります。
しかも割とあります。

そんなわけで本日は、みなさまに怪しい情報商材を売りつけに来ました。
安心してください。お代はいただきません。

いただくのは、インプレッション……っ!
インプレッションだけ頂ければ、何かの拍子に金になるかもしれない……っ!
あとフォロー……っ! フォロワーが増えれば……っ!
いつか何かがどうにかなってくれるかもしれない……っ!

というわけで今回は、LINEスタンプで楽にお金儲けできるのか問題についてです。

LINEスタンプ。
なんか、こう、通りすがりに 「これ、ワンチャンあるんじゃない?」 って思わせてくる魔性のジャンルです。

曲を作るより早そう。
動画を作るより軽そう。
グッズを作るより初期費用が少なそう。
……と、AIを使うと特にそう見える

もちろん普通に作ればそれなりに大変です。
でもAIが絡んだ瞬間、急に 「これ、ワンチャン楽して金になるのでは?」 という顔をしてくる。

つまり、怠惰と金欲とAIへの期待が交差するコンテンツ。
それがLINEスタンプです。

もちろん私も夢見る乙女です。
金に目がくらむタイプの乙女です。
そのため、うれし恥ずかし、LINEスタンプ作りに挑戦しました。

最初のスタンプは、わりと力作だった

で、最初に作ったんですよ。
わりとちゃんと。 表情も入れて、使いやすそうな言葉も入れて、
「おつかれー!」
「よろしく!」
「ありがとう!」
みたいな、日常に溶け込む系のやつを。

発想としては悪くない。
むしろ堅実。
LINEスタンプ界において、奇をてらいすぎると使われないので、 まずは無難に、しかし可愛く。
この判断自体は、今思ってもそんなに悪くなかったと思います。

問題は別にありました。

アイコン、小さくない?

いや、作ってる時は気づかなかったんですよ。
でも実際に並んでるのを見ると、ちいせぇ。
なんかこう、気持ちよく主張してほしい場面で、 遠慮がちに存在している。

可愛い。可愛いんだけど、 商売としては声が小さい。

小は大を制す、なんて言いますが、 ことLINEスタンプにおいては話が違う。
小は大を金ない。つまり、金にならないのです。

ここ、人生の真理です。
少なくとも私の収益画面ではそうでした。

一覧で見た時の「ちいせぇ……!」感、 これは一度体験すると忘れられません。 なんというか、敗因がデザイン思想とか世界観とかではなく、 単純に見えづらい。 悲しい。 芸術論ですらない。 視認性で死ぬ。

じゃあ大きくすればいいのでは? と思った

ここで普通の人はこう考えます。

じゃあ大きくすればいいじゃん。

その通りです。 実に正しい。 義務教育の勝利です。

私も当然そう思いました。
「よし、同じ方向性で、もっと大きく、見やすく、伝わるものを作ろう」と。

しかし、ここで別の恐怖が生まれます。

同じスタンプをただ大きくしただけって、なんか運営に怒られない?

いや、実際どうなのかは細かく確認してないんですが、 こういう時、人は突然コンプライアンスに敏感になるのです。
今まで“楽して稼げるかも”で走っていた人間が、急に 「これは重複コンテンツ扱いされるのでは?」 「もしかしてBANされたらどうしよう」 とか言い出す。

金の匂いがした瞬間は大胆になるのに、 審査の気配がした瞬間に小動物になる。 これが人間です。
少なくとも私はそうでした。

なので渋々、 「同じものを大きくする」ではなく、 別スタンプとして成立する新しいやつを作る方向に行きました。

これがまた、地味に面倒くさい。

でも大きさは正義。
大は小を兼ねる。
そしてLINEスタンプ界では、こう言い換えられる。

大は小を金る。
つまり、金になる可能性がある。

可能性は、ある。
あった。たぶん。理論上は。

実際、修正版のほうが見やすいんですよ。
「そうそう、こういうのでいいんだよ」感がある。
表情も伝わる。 言葉も見える。 存在感もある。
最初のスタンプが“奥ゆかしい実力派”だったとしたら、 こっちは“ちゃんと前に出てくる営業担当”です。

私は思いました。

勝ったな、と。

ついに見つけてしまったのではないか、と。
LINEスタンプ界における正解を。
視認性という名の金脈を。
これであとは、世の中に見つかり、広まり、使われ、 気づけば毎月ちょっとしたおつまみ代が発生し、 最終的には「スタンプ収益で飲む酒はうまい」などと 調子に乗ったことを言い始める未来が来るのではないか、と。

夢は見ました。 かなり具体的に。

で、結果どうなったのか。

お金にはなりませんでした。

いや、正確に言うと、 収益は発生しました。

ここ、大事です。 なにしろ今回の記事タイトルに関わるので。

収益は、発生しました。
どうやって発生したのかというと――

自分で買いました。

そうです。 売れたのではない。
買ったのです。
私が。
私の意思で。
私の財布から。
私のスタンプを。

美しいですね。
経済が一周してる。
完全な自家発電です。
需要と供給が、同一人物の中で完結している。
資本主義の究極形かもしれません。
たぶん違います。

でも事実として、収益は出ました。 その額――

74円。

LINE Creators Marketの画面に、 あまりにも静かに表示される 分配額 ¥74
この数字の持つ破壊力よ。

100円ですらない。
50円でもない。
74円。

この絶妙さ、すごいです。
少なすぎて泣くほどではない。
多すぎて笑うほどでもない。
ただひたすら、 じわじわくる。

しかも“0円”ではないのがまた厄介なんですよ。
0円なら「まあそうだよね」で終われる。
でも74円あると、終われない。
希望が、ほんの少しだけ残る。
「これ、認知さえ取れればもう少し行くのでは?」 という、最も危険なやつが残る。

ギャンブルで一番よくない負け方って、 たぶんこういうやつです。
完全敗北じゃないから、夢が切れない。

で、ここで冷静に考えてみたんです。

今回のスタンプ、内容自体は別に悪くないんですよ。
めちゃくちゃ革命的ではない。
世界を変えるほど尖ってもいない。
でも、普通に使いやすい。
「おつかれー!」とか「ありがとう!」とか、 日常で出番はある。

つまり、問題はそこじゃない。

問題は、そもそも誰にも見つかっていないことです。

これ。すべてはこれ。

どれだけ無難で使いやすくても、 どれだけ可愛くても、 どれだけ視認性を改善しても、 誰にも認知されなければ、 それはネットの海に沈んだ小さな瓶詰めの手紙と同じです。

届け、私の思い。
届け、私のスタンプ。
届け、できれば他人のトーク画面へ。

でも現実には、 私の思いはまず私自身に届き、 私のスタンプは私自身に購入され、 私の収益は74円になった。

なんでしょうね。
すごく真面目な話をしているようで、 実態はかなりひとり相撲です。

ただ、これってLINEスタンプに限った話じゃない気もするんです。

曲を作ってもそう。
記事を書いてもそう。
動画を出してもそう。
「作る」だけでは届かない。
届くかどうかは、結局認知にかなり左右される。

で、認知を取るには発信がいる。
継続がいる。
見せ方がいる。
場合によっては、交流とか、導線とか、そういう地味なやつもいる。

めんどくさい。

めんどくさいけど、たぶんそこなんですよね。
逆に言えば、LINEスタンプそのものがダメというより、 「置いただけで売れるほど甘くない」 という、わりと当然の話に戻ってくる。

夢見がちな導入から始まって、 最後に資本主義の基本へ戻される。
教育番組か?

でも、やってみてよかったです。
こういうの、外から見てるだけだと分からないんですよ。

小さいと本当に不利なんだな、とか。
修正する時に無駄にBANを恐れるんだな、とか。 売上が発生しても、それが自分の購入だと感情の置き場に困るんだな、とか。

全部、やってみたから分かった。
しょうもないけど、ちゃんとした知見です。

そして何より、 74円という最高のネタが手に入った。

これが1円だと弱い。
1000円だとちょっと普通にうれしい。
74円。 この中途半端さがいい。

「失敗したんだな」と 「でも完全敗北でもないんだな」が 同時に伝わる。

とてもいい数字です。
ブログ記事としては満点に近い。
収益としてはまあ、はい。

結論としてはこうです。

LINEスタンプは、たしかに夢があります。
でも、出しただけで勝手に売れるものではない。
内容が無難でも、可愛くても、サイズを改善しても、 そもそも見つけてもらえなければ始まらない。

要するに、 「広く広まれば、それなりに売れるかもしれない」 でも 「広く広まること自体が一番むずい」 という、インターネット全般に刺さる話でした。

とはいえ、こういうのは やってみないと次の発想も出てこないんですよね。

今回のLINEスタンプは、 一攫千金にはほど遠かった。
でも74円にはなった。
そして記事にもなった。
つまり、完全に無駄だったわけではない。

むしろ、こういう小さな挑戦を雑にでも積んでいくと、 そのうち別のところで何か繋がるかもしれない。
スタンプ自体が売れなくても、「こういうことやってる人なんだ」が伝わるだけでも意味はある。

たぶん大事なのって、 一発で当てることより、 こういうしょうもない挑戦を続けて、 ネタにしながら前に進むことなんでしょうね。

知らんけど。

というわけで、 LINEスタンプで一攫千金を狙った結果、 収益74円を達成しました。

夢は小さく砕け、数字は中途半端に残り、記事だけが元気に生まれました。

でもまあ、ゼロじゃない。
ゼロじゃないなら、酒の席では成功扱いです。

とりあえず今日は、 その74円に敬意を表して乾杯したいと思います。

最後に、情報商材でおなじみの導線です

さて。 ここまで読んでしまった皆さま。もうお気づきですね。

そうです。ここから販促です。

LINEスタンプで一攫千金は難しい。
認知がないと売れない。
74円は重い。
そんな厳しい現実を語ってきましたが、 語るだけ語って何も売らないのは、情報商材として三流です。

なので最後に、ちゃんと導線を置いておきます。

まずはこちら。
見やすさを改善した、現在の本命スタンプです。
「せっかくなら使いやすいほうを買ってやるか」 という心優しき皆さまは、こちらからどうぞ。

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そしてこちらが、記念すべき初期型。
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どちらを選んでも、私の収益画面がほんの少しだけ動く可能性があります。
人生が激変することはたぶんありません。
金運が上がる保証もありません。
ただし、74円のその先に立ち会えるかもしれません。

買っても買わなくても人生はたぶん変わりません。
でも買ったほうが、この記事のオチはちょっと美しくなります。

資本主義に、乾杯。

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